2008年01月22日
エピソード41 香港編 その弐

1)朝稽古
太極拳は強い力に抗う手法でなく、それを受け入れて利用していく武術。例えるならば、鯨が中魚(鯨に比べて小さいけれど普通の小魚ほどは小さくない魚(マグロやサケぐらいだろうか?))を食べ、中魚が小魚を食べ、小魚は老いた鯨が朽ちた後に発生するプランクトンを食べる...。いわゆる食物連鎖のごとく、表面は大>中>小の様な形状変化をとげながらも、そのエネルギーは一定に保たれ、相手に返していくものである...。この朝の陳老師の話は、いつも同様、表現は簡単であるのに聞く者の心にしばし止まる響きがあったのです。
食物連鎖と言えば、やはり“世界の胃袋”と言われる中華市場の活況が思い起こされます。犬、猫、カエル...。何でもアリの食材マーケットはまさに弱肉強食を実感できるよい学習の場です。一見すると雑多で取りとめのない様に見えるこの市場も、よーく観察すると、その実、太極拳の様に見事に無駄のないリレーションで成り立っているのかもしれませんね。
うん?...。朝一番稽古に加え、食材の事を考えていたらお腹が急に減ってきました。それではちょっくらブレックファーストへ出掛けてみましょうか...。
2)ユニーク・モーニングセット
香港の繁華街では殆どのビルとビルとの間に連絡通路がつながっています。ドアtoドア構造になっているので、外に出なくてもかなりの距離を移動できます。ジャッキー・チェン(現在、香港の観光親善大使を務めている)のフィットネスクラブや高級ブランドショップなどにも突然出くわす面白さがあり、さしずめ東京で言えば、銀座と渋谷が一緒になった感じの伝統と新しさが共存している街並を楽しめます。
そこで...。
中々日本ではお目にかからないモーニングセット、サンドウィッチとラーメンとアイスコーヒーのコンビネーションに遭遇しました。
日本は今やスターバックス・スタイルのカフェが主流となってはいるものの、一方では「喫茶店」と呼ばれている店も目にする事ができます。香港では日本で言う「喫茶店」という類のものに「茶餐廳」という軽食屋があり、そこでこの洋風・中華風の混合したオリジナリティー溢れるモーニングセットが登場したわけです。 これはチェーン店の定番メニューより面白いですよ〜
投稿者 Melody : 14:23