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プロフィール

プロ野球選手→料理人→フィットネスインストラクター・・・・
とちょっと変わった経歴を持つ運動指導員。
現在「ルネサンススポーツクラブ」その他でアドバイザー契約を歴任。
現場指導を続けるかたわら、全国規模でフィットネスインストラクターを対象とした各種セミナーを講演するなど、エネルギッシュな活動を展開している。

2006年08月30日

エピソード17 8月30日

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1)原因はたくさん考えられますよね! 
 肩の構造は「使い勝手の良さの為に、いささか不安定である事」は前回お話させていただきました。でも肩コリには個人差があります。一般的に原因として挙げられるモノは以下の通りです。
(1)姿勢が悪い→筋バランスが悪い→(対処法)たくさんある姿勢改善法で自分にあったモノを実施
(2)同じ姿勢をとり続けなければならない環境がある→(対処法)意識的に変化させていく
(3)ストレス→(対処法)発散する方法もたくさんあり、原因をまず特定することが必要
(4)血行循環が悪い→(対処法)温める、マッサージ、軽運動
(5)目→(対処法)照明・現在使用しているメガネやコンタクトの見直し
(6)噛み合わせ→(対処法)歯や顎の状況などをチェックする
(7)枕・寝具→(対処法)自分に適しているかどうかの見直し(室温などの部屋環境も含む)
(8)内臓疾患→メタボリックシンドローム等も含め、影響は少なくありません。
(9)漢方的視点での食傾向→酸性食品を食べ過ぎて、代謝がうまくいかなくなるとなりやすい・・・と言われています。漢方では右肩は酸性食品過多。。。左肩は体を冷やす食材と甘い食材の摂り過ぎ。。。と言われています。
等があります。複合的な原因がある方も少なくないようですが、何はともあれ原因を究明する為にじっくりと自分と向き合ってみてください。また現在、四十肩・五十肩(肩腱板はさみこみ症:インピンジメント:通称/冷肩の方)を持たれている方は、並行して運動専門家に対応エクササイズ(対ローテーターカーフ症状種目)を教わりながら、対処方法を決めていくとよいですよ。

2)僧帽筋へのレシピはこれ!
食材面からのアプローチとしては、まず血行を良くする為のビタミンE、中でも酢酸トコフェロール酸、そして糖質の代謝を助け、疲労物質を減少促進させるビタミンB1、血液中のカルシウムが低下すると筋肉が硬直しやすいのでカルシウムがお奨めです。
(ビタミンEが多く含まれる食材)  豚肉、玄米、そば、ピーナッツ
(ビタミンB1が多く含まれる食材) かぼちゃ、アボガド、うなぎ、アーモンド、ごま
(カルシウムが多く含まれる食材)  牛乳、ヨーグルト、チーズ、ほうれん草、切干大根、ひじき
「肩こり解消の為の血行促進」はわかったけれど、上記リストだと中性脂肪がちょっと気になる・・・という方や、漢方面からどうなのかなぁ・・・と心配される方の為に融合レシピを作ってみました。。

<ほうれん草のゴマとピーナッツみそ和え>
ゴマとピーナッツ和えではないですよ・・・それだけだと漢方的にはちょっと「陰性」により気味なので、ゴマとピーナッツを擦って味噌と和える方法です。もちろん砂糖は控えめに使ってくださいね。ビタミンB1、E、カルシウムバランスと、陰陽バランスもとれてグッドです。豚肉とかぼちゃとヒジキの煮つけ」などもよいでしょう!

 お手軽運動レシピは「亀首ストレッチ」です。やり方はいたって簡単!
背筋をまっすぐにして椅子に座り、
(1)息を吸いながら、肩をすぼめていきます。ちょうど肩甲骨と鎖骨を上に上げきる感じで・・・
お顔は気持ち斜め上を向き、耳たぶに肩を近づけます。握り拳はあまり強く握らない様にしてください。あくまでも僧帽筋のみを収縮する感じで行います。
(2)一気に息を吐きながらストンと肩を下におろしましょう。

亀が甲羅に首を縮めて引き込む仕草に似ています。(1)で筋肉を収縮させ血液をしっかり筋肉に集め、(2)でその血液を排出することで血行を良くすることもでき、一度僧帽筋を緊張させることでその直後に筋のダイナミックな弛緩をもたらす事もできます。
いかがでしたか?リフレッシュできましたでしょうか?


投稿者 Melody : 15:51

2006年08月11日

エピソード16 8月11日

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1)人の体はお幾ら万円?
 レジの精算時に、「う〜ん、それってお幾ら万円?」って言ってしまうのはオヤジ度Bレベルだそうです・・トホホ・・・。モンゴロイド系ホモサピエンスの雄を50年近くやってると、そんな言葉が生理現象の様に出てしまうのはしょうがないですよね〜(って同意を求める口調で)。無常の理と時の侵食は、否応なく全ての人の心と身体に適用されるわけです。ハイ。
 さて時の侵食ということで・・・話を変えます。今では中々お目にかかりませんが、僕の小さい頃には漫画「サザエさん」に出てくるような「こめかみ」にまで膏薬貼っていたオバサンが実在していました。加齢によって起こる様々な体の不具合との闘争の証があの膏薬だった訳です。傷んだ体のパーツが発生しても、東急ハンズで購入するわけにもいかないし、交換することも出来ません。身体部位によっては移植が可能となっている時代ではありますが、今なお安くつくわけではありません。例えば肝臓などは、同等レベルの機能を通常の化学機器で実現しようとするなら、巨大な化学工場ぐらいの規模の施設が必要であるとも言われています。「数百坪の土地の上にモノ建てて、専門機械導入すれば、億とか兆の単位がつくでしょう?それに比べれば移植は安い買物ですよ」とセールストークされる訳です。僕みたいな一般庶民にはもう「お幾ら万円?」なんて軽く口にすることは出来ません。一方、傷害保険などをみると身体パーツによって補償金額が大分違います。同じ手であっても親指と小指で補償額が違う・・・。実生活での不便度が違うからということなのでしょうが、足の指にいたっては親指以外はその補償額のなんと低い事!創造主である神の設定した身体原価と人間自身による値踏み・・・には誤差があるのかもしれませんね。

2)借金で首が回らない・・・
 借金がかさめば、本当に首が回らなくなるでしょうね・・・いわゆる「肩こり」として我々を悩ます筋肉は、「僧帽筋」という大きな「僧侶の袈裟」の様な組織です。他の筋肉よりも精神や感情状態に影響を受けやすい筋肉である為、「ううっ返済日なのにどうしよう・・・」なんていうストレスが強くなれば、首が回らないくらいバリバリに凝る事だってあるでしょう。今回の部位別エクササイズは、お金でパーツ交換の出来ない「肩こり部位〜僧帽筋」にクローズアップしてみたいと思います。
 さて、まずはこの部分の構造です。この僧帽筋という筋肉は鎖骨/肩甲骨/背骨につながっており、肩をすくめたり、首を横に倒したり、首を後ろに反らしたりする働きのある大きな筋肉です。首の動きと肩の動きに関しての殆どに関係しています。さて、関連している骨の中に肩甲骨がありますが、この肩甲骨は動く度にポコッと隆起するその特徴からか、「翼の名残り」などと詩的に表現される事もあります。翼の名残りであったかどうかはわかりませんが、他の部位とは著しく異なった「特殊構造」を持っていることは確かです。一般的に関節構造というのは接合面がカチッと整合していて、その上を靱帯という丈夫な組織で補強をされている事が多いのですが、この肩甲骨はくっつくべき肋骨背面に「カチッ」とはつながっていないのです。上腕と肩甲骨は一般的な「カチッ」構造ですが、肩甲骨と肋骨背面間には「カチッ」構造はおろか、補強材の靱帯もついていません。単に背中にぶらさがっている構造と言った方が適切だと言えます。
 えっ?それじゃ肩甲骨から腕は剥がれ落ちちゃうんじゃないかって・・・?それは心配御無用です。その分、僧帽筋がしっかり肩甲骨と腕を「吊ズボンのサスペンダー」ヨロシク吊り上げてくれているのですから。このルーズな構造こそが腕の動きの自由度を高め、直立歩行になった人間が巧みに腕を操れる基盤となっているのです。反面、それ故に僧帽筋の負担が強くなって肩コリになりやすいのも確かなのですが・・・。(次回に続く)

投稿者 Melody : 09:44