2008年06月20日
第三十五回 男性更年期 6月20日
夫が更年期の治療を始めて二年ほどたちました。二週間に一度、ホルモン補充の注射を受けています。この間、どういう変化があったか聞いてみたところ、一番の変化は「落ち込みとか不安感がなくなった」ということでした。
時々、仕事の都合で1〜2か月病院に行けないこともありました。すると、てきめんにイライラしたり、落ち込んで不安感に見舞われたり。
イライラという症状は私から見てもすぐ気が付きましたが、落ち込みや不安感はまったく気づきませんでした。夫は明るい人だ、という思い込みもあったし、夫の態度が多少落ち込んでいても「眠いのかな?」と思う程度でした。イライラして私に当り散らさなければそれでよし、という思いもありました。
しかし、夫自身は、この落ち込みはかなりつらかったようです。漠然とした不安があるからイライラし、イライラ焦って仕事がうまくいかず不安感も増す、という悪循環。
それが、病院でホルモン補充の注射を受け、漢方薬も処方してもらうと、気持ちが落ち着き、冷静な考え方も出来るようになるのだそうです。治療を受けると穏やかになるなあ、とは思っていましたが、不安感も取り除かれていたのですね。
ここ数年、中高年のうつ病が話題になっていますが、すべてがうつ病ではないかもしれません。更年期のうつ症状なのかも。精神科にかかる前に、男性更年期の検査もしてみるといいのでは? と、これは夫と主治医の共通見解です。